競売と太陽光、利回りが良いのはどっち?

FIT21円から太陽光発電を始めました!なんとか売電開始することが出来ましたが、果たして本当に元がとれるのでしょうか・・・?

土地の価格について驚愕の事実が明らかに・・・! ~出口戦略を見直す必要が出てきました~

驚愕の事実とか書きましたが、知ってる人には当たり前のことかもしれません(´д`)

 

先日、第三案件の土地について、農地転用に関連した水利組合の方との話し合いがありました。その土地一帯を管理されている水利組合というものがあって、そこの許可が出なければ農地転用もできないそうです。


ちょっとググってみましたが、用水路の関係を取り仕切っている団体であり、その関連の土地を購入した場合にはそこのしきたりに従う必要があるようです。場合によっては、必要経費を取られることもあるみたいです。

 

そんな訳で、話し合いの場には少し覚悟して臨みました(-.-)


最悪の場合、「太陽光発電なんかには土地を譲れん」ってなりかねませんし。
そこまでの権限があるか分かりませんが、なにぶん田舎なので地権者の声は強い感じがします。

 

で、話し合いの結果ですが・・・


とてもスムーズに行きました(・∀・)


太陽光にも理解があり、話の分かる穏やかな方でした。
構えていった自分がバカみたいでしたw

 

現地での話は10分くらいで終わり、時間を持て余したので購入する土地の歴史を聞いたりしました。

 

もともと水はけが一帯の中でも悪かったこと。
それで産廃業者が擁壁を作って盛り土して、宅地のように造成したこと。
その結果、牧草地になったこと(´д`)
さらに牧草地が必要なくなった理由など。


その土地の歴史を聞くのも楽しいものですね(^_^;)

 

その話の中で、土地の購入価格を聞かれたので、正直に200万円だと答えました。
すると水利組合の方は絶句して、その後驚愕の事実を教えてくれたのです!

 

「この土地だと10万円くらいが相場ですよ・・・」


え!?(・д・)

 

「タダで貰ってくれって話も普通にありますよ・・・」


・・・(-.-)

 

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↑ちなみにこんな土地。ただっ広いですね、500坪強あります。

 

太陽光発電用の土地なので、プレミア価格なのは当然分かっていましたが、元がここまで安い金額だとは知りませんでした。


少子高齢化で田んぼの跡継ぎもおらず、固定資産税だけ掛かる状況になることは相続人も避けたいことから、二束三文で売りに出されることは想像に難くありません。それでも先祖代々の土地ということで売るに売れないこともあり、さらに太陽光に適した土地ということも考えると、どの土地でもすぐに売れるという訳でもないと思います。


そういうことから、太陽光発電用に売れる土地というのは、それなりのプレミア価格が上乗せされるのは当然だと思います。
なので200万円という価格にも納得はしています。しかし、・・・10万円という金額を聞くと、少し損した気分にはなりますね(^_^;)

 

これまでは、FIT21円が20年で終了した後は、「あと10年は太陽光発電の売電が続けられるだろう。FIT(固定価格買取り制度)は無くなっていても、変動価格で7円~10円くらいで売電できるだろう。」という風に考えていました。
その考えは今も変わっていません。根拠は薄いですが、再エネの中でも少なくない部分を占める太陽光発電が、一度に止められると政府も困るだろうという浅はかな考えからきています。

 

なので、私の中では太陽光発電は早ければ30年後に手仕舞いする予定です。
もちろん、売電が30年後以降も続けられるようでしたら、続けられるだけ続けるつもりです。正直、売電は30年で終わるとも考えてはいません。売電価格は年々下がると思いますが、費用対効果を考えてマイナスが出るまでは続けてもよいと考えています。

 

安全な原発が確立(あり得ませんが)か、石油が日本から産出する(もっとあり得ませんが)か、太陽が消失する(そうなったら人類は終わりですがw)か、そうならない限り太陽光発電は続くはずです。風力、水力、地熱、バイオマスといった他の再エネと比べて、一番省コストかつ低リスクな発電方法であり、だからこそ世界中で普及しているのではないでしょうか。

 

と、順調に太陽光の売電が続けられれば良いのですが、もし万が一30年後に手仕舞いをすることになった場合、土地をどうすれば良いのかという問題が生じます(´д`)

 

10万円で売れれば良いですが、買い手が付かないことも十分に考えられます。その時には、ほとんど使い物にならないであろう架台と、そこそこ使い物になる太陽光パネルを転売する環境ができていることを祈っています。
それができない場合には、一番広くて影ができない土地に太陽光パネルを集めて、すべてを0°~5°くらいで敷き詰めて、1ヶ所で集中管理することも考えています。
一番広い土地で800坪、次に広い土地が520坪なので、この2ヶ所にすべてを集めることができます。そうすれば、売電価格が相当下がってもなんとか対応できるのではないでしょうか。

 

今現在では、出口戦略をそのように考えています。

ただ、これから売電状況はどんどん変化していくと思うので、それに合わせて出口戦略を考え直していく必要がありますね(・д・)

 

FIT21円の20年間は安泰ですが、その後のこともこれからしっかり考えて行きたいと思います!

 

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