競売と太陽光、利回りが良いのはどっち?

FIT21円から太陽光発電を始めました!なんとか売電開始することが出来ましたが、果たして本当に元がとれるのでしょうか・・・?

鉄粉を使用した除草の可能性について

前回、山口県でプチオフ会を行ったのですが、その際に鉄粉を使用した除草方法について教えて頂きました。

 

除草と言えば、

1.刈払機で刈る
2.除草剤で枯らす
3.防草シート、砕石で土壌を覆う
4.コンクリートやアスファルトで土壌を固める

 

というのが一般的で、多くの方は1~3を選択されてるかと思います。

 

どれを選択するかは、宅地で刈払機が使い辛かったり、周囲が田んぼで除草剤が使えなかったり、遠隔地でなかなか行けないので防草シートで覆うかコンクリートで固めるしかなかったりと、個々の状況によって変わってくると思います。

 

ただ、状況で決めるよりも大きな決定要因として、やはりコスパが第一にくるのではないでしょうか。
20年間もしくはそれ以上の期間、できるだけ安く除草できる方法が一番いいに決まっています。

 

野立ての太陽光発電で一般的な土地の広さは、概ね300坪程度が多いように思います。
土地が安く買えても固定資産税が高くなるので、よほどの超過積載をするのでなければ、500坪以内に収めるのが理想だと考えています。
私が押さえている土地ですが、200坪~800坪と幅広いですが平均すると丁度400坪になります。

 

400坪の土地を除草するとなると、ちょっとした手間なのでコンクリートで固めたい所なのですが、コスパを考えるとそれはあり得ません。
なので除草剤を第一に使用し、除草剤が使えない部分は刈払機で対応したいと考えています。

 

私が契約している8案件のうち、7案件は家から車で30分圏内にあります。
ただ残りの1案件だけは車で2時間の所にあります。高速道路を使っても1時間は掛かります。

 

コスパの観点からいくと、高速道路の使用はあり得ないのですが、時間をお金で買うという考えからすると、移動時間が半分になるのは大きいです。高速道路の使用料金は経費になるので、割り切って高速道路を使うことが多くなりそうです。


しかし、ここで遠隔地については除草剤+刈払機と、防草シートとどちらがコスパが良いかという問題が出てきました。

 

除草剤の使用量が未知数ですが、サンフーロン10Lで収まるようであれば1万円で済みます。これは最低限の使用量なので、恐らくもう少し掛かるとは考えています。
刈払機の代金は考えないものとして、ガソリン代とオイル代も一ヶ所であればそれほど掛からず、多く見積もって年間5千円と考えます。
高速道路の料金が往復2600円。距離が100kmあるのでガソリン代が往復1300円。合わせて3900円で、草刈りに年間4回行くとして3900円×4回=15600円/年になります。

 

除草剤1万円、刈払燃料5千円、往復代1万5600円で、年間に掛かる費用は3万600円になる計算です。
これが20年間になると、61万2千円にもなります。

 

対して防草シートですが、こちらも400坪分となると結構な金額になります。
ただ、防草シートの価格はピンからキリまで幅広く、平米単価が100円から1000円近いものまであります。


いったいいくらの商品が一番コスパに優れているのか良く分かりませんが、私は固定ピン込みで平米単価100円を切る最安値の物を選択することにしました。


これでも400坪全体に敷くとなると、13万2千円も掛かります。あとは何年保つかですが、恐らく3~5年が限度だと踏んでいるので、20年間で4回敷変えるとすると52万8千円となります。5年保たせようとすると、その間にシートはボロボロになっていくので、間で除草が必要になってくる可能性は高いです。

 

今のところ遠隔地の除草方法について考えているのは、敷地全体にシートを敷くのではなく、太陽光パネルに草がかかる部分のみにして、後は除草剤や刈払機で対応する方法を取ろうと考えています。人件費を含めたコスパの観点からすると、今のところこれが最適だと考えているのですが、やっていくうちに考えも変わっていくかもしれません(´д`)

 

ここで話を表題に戻しますが、鉄粉を使用した除草について少しだけ触れたいと思います。

 

鉄粉を使用した除草方法は、上記の4番、「コンクリートやアスファルトで土壌を固める」と考え方は同じです。
鉄粉で土壌を固め、草が生えないようにする方法です。

 

この方法のメリットとデメリットですが、
メリット:安価(恐らく)、半永久的に除草作業が不要
デメリット:使用場所が限られる、土地の原状復帰が困難

 

というものが挙げられます。

コンクリートやアスファルトも半永久的に除草作用が不要になりますが、金額がかなり高く、太陽光発電のために施工するのは利益がかなり圧迫されます。


そこで鉄粉での加工ですが、どの程度の鉄粉を撒くと土壌が固まるか試していないので分かりませんが、かなりの強度になるそうです。とある双子ちゃんブログの方が実際に施工されていましたが、コンクリートと同程度かそれ以上の強度のように感じました。

 

それだけに、原状復帰が難しいのと、あと一番のデメリットは使用場所が限られることです。
そのブログに書かれていたことなのですが、農地の周囲では鉄粉の使用を禁止されているようです。


私の8案件ではほぼすべてが農地に隣接しているので、この条件に当てはまり使用はできませんでした(>_<)

 

鉄粉の金額も不明ですが、鉄工所からすると産廃に当たるので、恐らく安く譲ってもらえるのではないでしょうか。


なんでもネットで検索できる昨今ですが、どれだけ検索しても鉄粉除去のページしか検索されません(´д`)


それだけ鉄粉に悩まされている方が多いようです。近隣の方の迷惑を考えると、よほど孤立した土地で無い限りは、使用を控えた方が良いのかもしれませんね。

 

そんな訳で、鉄粉を使用した除草ですが、土地を限定すれば利用価値は高いけど、ほとんどの土地では使用できない。という結論になりました(・ω・)

 

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