ついに先日10月13日、太陽光発電の出力抑制が行われました。さらに本日も続けて行われる予定とのことです。
この太陽光発電の出力抑制は以前から言われてきたことですが、こんなに早く実施されるとは思ってもいませんでした。しかも、高圧の発電所から抑制を行い低圧は後回しだという噂もありましたが、いきなり低圧の発電所も対象になっていました!
今後の産業用太陽光発電の新規設置を抑制する意図があるとしか思えません。たとえ意図がなくとも、今後の新規設置は明らかに減っていくでしょうね(-_-)
今回、出力抑制が行われた理由として、
1.電力需要が低い時期
2.企業が休みになる土曜日と日曜日
3.天気が良い日
という条件が重なったことから、この10月13日と14日が選ばれたそうです。
条件1番の電力需要が低い時期とは、冷暖房を使わない時期ということで、4~5月、9~10月が当てはまると考えます。そうすると、それらの4ヶ月間の週末で天気の良い日は、概ね出力抑制が行われるということになりませんか?
もしそうであれば、合計すると約32日間が対象ということになります(´д`)あ、祝日を入れるとさらに増えますね、GWもあるし・・・。調べてみると、その間で祝日は7日もありました。そうすると39日が対象になりますね。嬉しい祝日も、天気が良い日は悲しい日になるかもしれません。
約1月分以上、それも天気の良い日を狙い撃ちされたら、残されたのは発電量の少ない天気の悪い週末だけです。
9~10月は発電量が元々少ないので、そこまでダメージは無いかもしれません。ただ、5月は一年の中でも最も発電する月です。そんな5月に出力抑制を行われたら大ダメージどころではありませんよね(-_-;)まさに死活問題です。
そこまで考えると、今後九州地方で産業用太陽光発電を新規に立ち上げる人は居なくなるのではないでしょうか。
私の済んでいる山口県も、最近ようやく無制限の出力抑制地域に入りました。ただでさえ、FIT18円になり採算が合わなくなってきているというのに、今後は新規の発電所も激減していくのでしょうね。
>余った電力を他地域に融通する送電線の拡充や、再生エネでつくった電気を充放電できる大型蓄電池の開発促進が急がれる。
とニュースには前向き?なことも書かれていましたが、送電線の拡充や大型蓄電池とか何か無理っぽいですよね(-_-)
揚水発電とかは現実的だと思うのですが、それでも設備増強をするには賦課金を増やす必要があるし、これも難しいでしょうね。
何かネガティブなことばかり書いていると、昨日書こうとした「良いニュース」もあまり良くないように思えてきました・・・
そう、新規案件の話です。もちろんやり方次第ではFIT18円はまだまだ利益が十分出せますので、やらない手はないですけどね!
その話はまた後で(・∀・)
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