野立ての太陽光発電所を運営していて、雑草の次に発電量にイレギュラーな影響を及ぼすものは降雪ではないでしょうか。
雪が降った翌日が例え快晴だったとしても、パネルの上に雪が残ったままでは発電のしようがありません。
降雪量にもよりますが、雪が降った翌日には、まる1日かけて雪が溶ける感じになるのではないでしょうか。
もしそうなってしまうと、降雪日の翌日が例え快晴であったとしても、その発電量をまるまる見逃すことになってしまいます。
その損失を防ぐためには除雪が必要となります。その為に以前除草用スクレーバーを購入しました。
まだ。これが稼働する自体にはなっていませんが、恐らく年に1回は必要になりそうな感じです。
10日前の話ですが、全国的に雪が振りました。その翌日の山口市の様子です。こちらは第8発電所になります。天気は晴れだったのですが、午前11でもまだ雪が結構残っています。
山口市は盆地なので、色々と気候条件的に問題があるのですが、降雪量が多いのも問題の一つとして挙げられます。
こちらは同時刻の、25km離れた太陽光発電所の様子です。こちらは第3発電所になります。どちらもエコスタイル案件です。
明らかに、こちらの方が天気が良いのが分かりますが、それにしてもまったく雪が積もっていません(´Д` )
第8発電所の5時間後の様子です。さすがに雪は溶けましたが、この時期のこの時間では、ほぼ発電は見込めません。
この一日の上記2箇所の発電量です。
雪が積もった方 : 48kWh
雪が積もらない方:234kWh
パネル容量がちょうど1割違うことから、日頃の発電量は雪が積もらなかった方(第8発電所)の方がだいたい1割くらい多いです。ただ、それを考慮してもこの差は大きいですよね・・・
この一日で、雪かきをしていたらどの程度の発電量が出ていたのかが分かりませんが、少なくとも「雪が積もらない方」の半分程度は出ていたはずです。どちらも21円案件なので、雪による損失を計算すると税込み2653円になります。
冬季で発電量が少ないこともあり、これくらいなら誤差の範囲内と言えなくもありませんが、これが数基になるとそうも言えません。私は現時点で5基の太陽光発電所を所持していますので、単純計算で1万3千円/日の損失になります。これが雪かきをするだけで取り戻せるのであれば、設置場所までの距離によりますがやる価値はあるのではないかと感じました。
雪の多い山間部や東北地方などであれば、年に何度もこのようなことがあるので、雪かきは必須なのではないかと考えられます。ノースエナジーさんが案件をよく出されており、恐らく雪かきの必要がないように35度以上の傾斜を付けてパネル設置されていると思います。
ただ、それでも雪がすぐに落ちるわけではないし、降雪量が少なければ雪は落ちないし、凍ってしまえば溶けるまで無くなりません。そう考えると、熱による発電効率の低下を考慮しても、太陽光発電は温かい地域に適しているのが分かります。
太陽光発電所における雪かきの是非ですが、私の結論としては以下のようになります。
1.雪が降った翌日が快晴
2.その日の朝までに雪が溶けていない
3.同一地域に複数箇所の太陽光発電所がある
以上の3点が当てはまれば、除雪作業に出向くようにしたいと思います。
逆に、これらが当てはまらないようであれば、出張労力を考えるとコストに見合わないと考えました。
雪かき棒を1万円以上も出して購入しましたが、これの出番が無いに越したことはありません。今年はもう雪が振りませんように(´・д・`)
山口県の産業用(野立て)太陽光発電専門、激安除草代行・雑草対策サービス!
太陽光発電ランキング 太陽光発電の人気ブログランキングはこちらから!
《公式》タイナビ発電所はココ!土地付き太陽光発電の投資物件検索サイト
【タイナビNEXT】法人・産業用太陽光発電一括見積りナビゲーション
一括見積りで複数社を比較、太陽光を最安値で導入したいなら【グリーンエネルギーナビ産業用】