私の大好きなYahooニュースのトップページに、次のようなニュースが挙がっていました。(元ニュースは産経新聞です)
再生エネ買い取りに94兆円 2050年度まで累計 国民に重い負担
太陽光や風力など再生可能エネルギーで発電された電力を大手電力会社が一定価格で買い取る「固定価格買い取り制度」で、2050年度までの買い取り総額が累計で94兆円に達することが22日、電力中央研究所の試算で分かった。この制度の買い取り価格は火力発電や原子力発電より高く、その分は電気料金に上乗せされる。買い取り総額の膨張は国民負担の増大に直結するため、政府は見直しに着手。制度継続には国民の理解が必要になりそうだ。
書いてあることは概ね既知の内容でしたが、Yahooニュースの見どころはコメントにあります。
今朝配信されたニュースなのですが、20時現在ですでに1400件近くのコメントが付いています。これは結構な注目度と言えます。
で、そのコメントを見てみましたが、想像通り8割以上が太陽光発電に対して否定的なコメントでした(^^;
中には、「太陽光発電税を徴収しろ」といった内容もあり、読んでいて少し悲しくなりました。それと同時に、「羨ましいならやればいいのに」って思いました。恐らく、ほとんどの人が自分ではできないと思っているのではないでしょうか?
規模の大小にもよるでしょうが、小規模(5kw~10kw程度)のものであれば、無理せず始めることができ、省エネ賦課金が気にならないくらいの収益は上げられます。
それをしようとせず、実際にやっている人達を盲目的に非難するのはどうかと思います。
ただ、コメントで避難していた内容の大半はメガソーラーに対するもので、その中でも特に山林を切り開いて開発したものに集中していました。これに対する否定的な意見には賛同できますが、それでも「金持ちがさらに儲けるのは許せない」的な非難は違うのではないかと感じました。
このようなニュースが頻回に取り上げられ、省エネ賦課金もどんどん高くなっている状況です。やはり来年度から固定価格買取り制度は一旦中止になってしまうのでは?と思う出来事でした(・_・)