太陽光発電所の出力抑制が初めて行われたのは、忘れもしない2018年10月13日でした!・・・
いつだったか忘れていたので今調べ直したのですが、意外に最近でしたね(^^;)
出力抑制が行われる条件として
1.電力需要が低い時期
2.企業が休みになる土曜日と日曜日
3.天気が良い日
この3条件が重なった日と当初言われていました。
出典:九州電力
そこから、出力抑制が行われるのは冷暖房があまり使われることの無い、4~5月、9~10月の間だと勝手に予想していました。
そして10月13、14日に出力抑制が実施されましたが、日中の2~3時間程度と限られた時間のみで、大したことはないと高を括っていました。
翌週の10月20、21日にも抑制が行われると、初回の倍以上となる118万kWもの出力抑制となりました!
さらに2週間後の11月3日には太陽光発電だけでなく、風力発電までが出力抑制の対象となり、翌11月4日にも121万kWの出力抑制が行われることになりました( ̄д ̄)
ここでようやく風力発電にまでお鉢が回ってきた訳ですが、5回目にしてようやく順番が回ってきたと考えると、最エネ全体としての出力抑制は大したことが無いような気がしてきました( ゚Д゚)y─┛~~
この辺りから、太陽光発電所の出力抑制があまりニュースにならなくなってきましたが、翌週の11月10、11日に7回目と8回目の出力抑制が行われました。8回の出力抑制の合計量は659万kWになります。
そして3週間後の12月3日に9回目の出力抑制・・・、12月なのに出力抑制?
当初の私の皮算用によると、「電力需要が低い時期」ということで、4~5月、9~10月の間だと考えていました。それが12月になっても抑制が行われるなんて!
それまで知らなかったのですが、九電はこれまでに、
川内(鹿児島県)、玄海(佐賀県)の両原発4基(計414万kW)を再稼働させていた
ようです。日頃ヤフーニュースを中心に毎日ニュースはチェックしていますが、そのような記事は目にした記憶がありませんでした。よほどさらっと流されたのでしょうね。
私は原発否定派ではありませんが、あくまで最エネを優先するべきだと考えていますので、どんどん原発を再稼働していく動きは容認できません(-_-)
そして昨日(2019/2/24)、とうとう10回目の出力抑制が行われました。
それも過去最大の138kW(予定)です。
予定なので上振れするか下振れするか分かりませんが、普通に天気が良かったので予定通りになったのではないでしょうか。
2月に出力抑制が起こるなんて誰が予測したでしょうか?このことについて、大きく触れているサイトやブログは少ないように思いますが、結構大きな出来事ですよ( ゜Д゜)
今までの出力抑制を表にまとめてみました。
ネット上のデータを拾っただけなので、間違いがあれば連絡下さい。
このデータを見る限り、再エネ全体に行き渡るまでに時間が掛かっています。少なくとも、秋という季節は乗り越えられることが分かります。
・・・が、冬の季節はどうでしょう。当初、出力抑制が起こるのは9月~10月と言いましたが、実際には11月~2月の間にも普通に抑制が掛けられています。
今はいいですよ。一日の売電金額も大したことないので。ただこれが、ただこれが、5月~8月に抑制が掛かるとなると話は別です((((;゜Д゜)))
繁忙期は一日5千円~1万円弱の売電金額になるので、電力抑制が掛かると死活問題になります。
「電力需要が低い時期」という条件が崩れ初めているので、今後は夏季でも出力抑制が起こる可能性は十分にあります。それをどのように乗り越えていくか、各自の対策が求められるところであります。
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