という訳で、信用組合広島商銀の担当者さんとお話をすることができました。
感触としては悪くなかったのですが、2つほど条件が出てきたのでそれをクリアする必要があります。
まず1つ目は、融資対象が法人に限られるので、法人成りをする必要があること。
合同会社立ち上げはいつかは必要と思いながら、本日までずるずると来ていました。
なので、ある意味きっかけになって良かったと思っています。
今回お話を頂いたのは、「太陽光事業ABL」という商品です。
ABL・・・、聞いたことがありますが、ちゃんとした意味は知りません。確か動産を担保にするとかしないとか(;´Д`)
こちらのパンフレットによると、
ABL=「動産譲渡担保」、「売電債権譲渡担保」
とのことです。
なるほど、一般的に担保と言えば不動産で、土地が一般的です。ただ、太陽光の土地は二束三文の土地でないと利益が出ないので、そのような土地を探している訳で、銀行からしてみると担保になり得ないことがほとんどだと思います。
低圧の太陽光システムは規模によりますが、500万円~1000万円くらいが相場で、その売電金額は20年で3000万円~6000万円程度といったところでしょうか。これらを合わせた金額を担保として融資を受けるのがABLのようです。
ちなみに私の組んでいる太陽光システムは、そのほとんどが800万円程度の材料費で、20年間の売電金額は4000万円程度です。合わせると4800万円の価値(私にとって)があることになるので、1500万円~2000万円の融資を受けるには十分な担保になり得ると以前から考えていました。それを実現したのがABL!ようやく時代が私に追いついたようです( ̄д ̄)
ABL
アセット・ベース・レンディングの略。企業の商品や、農家が保有する農畜産物、運送業者のトラックなどの動産や売り掛け債権を担保に融資する仕組み。金融庁は2013年、地域経済の活性化や貸し渋り対策になるとしてABLを積極活用するように全国の地方銀行に求めた。
出典 朝日新聞掲載「キーワード」
あ、6年以上前からあるのですね・・・。
知ってましたよ、もちろん( ゚Д゚)y─┛~~
貸す側からすると、このABLを使うということは、かなり安全に貸し出すことができますよね。ということは、当然融資も通りやすくなるということに繋がります。
その割には・・・、金利が2.3%~とあまりお安くありません(^^;)
概ね、2.3%~2.7%とのことで、2.7%だと信販会社より高くなってしまいます。
さらに土地代も出ないとのことで、こちらでお願いするメリットというか理由は何になるのでしょうか?
それは、他で融資枠が一杯になった後でも、まだ融資を受けられる可能性が残されているということです!
それこそがABLの強みなのだと思います。
まだ他の信用金庫を紹介してもらえるツテが残っていますが、そちらの感触次第では早いうちに広島商銀さんで契約を進めた方が良いと感じました。
信販会社もストップが掛けられた訳ではないのですが、アプラスもジャックスも契約だけして融資が実行されていない状況なので、次の案件の申込みをするのをためらっています。
2つ目の条件ですが、土地に抵当権を付けるため、土地の問題を残しておかないようにする必要があります。
問題という問題として捉えていなかったのですが、土地の隣接者(共同開発者)と使用貸借の契約を結ぶ予定にしており、そのことを説明すると土地に抵当権を付けるのが難しくなると言われました。
今までの太陽光発電融資では、土地を担保に入れないことが多かったのであまり気にしていませんでしたが、確かに抵当権を付けるとなると、使用貸借が結ばれているとなると問題になるのでしょうね。
使用貸借は例え登記していないとはいえ立派な権利なので、いざ債務不履行が起きた時に現金化しにくい物は担保にできないのも分かります。
この2つ目の問題に関しては、共同開発者の方が相談に乗ってくださるそうなので、これから解決策を考えていきたいと思います!
法人成りの方ですが、とてつもなく簡単にできる方法が、ある方のブログに乗っていました!( ゜Д゜)
次回はそのことについて触れてみたいと思います。
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