競売と太陽光、利回りが良いのはどっち?

FIT21円から太陽光発電を始めました!なんとか売電開始することが出来ましたが、果たして本当に元がとれるのでしょうか・・・?

太陽光発電所作りに必要な融資を引き出すには

約3ヶ月前から太陽光発電にまつわる勉強を始め(主にネットでの情報収集ですが)、税金に関する本も何冊か購入しました。

 

で、最近気付いたのですが、

融資を受けやすくするためのノウハウ本

という物も結構発刊されているのですね(゜_゜)

 

今までサラリーマンしてましたので、融資とかにはまったく縁がなく、そのような本があるなど考えたこともありませんでした。

 

とりぜずAmazonで2冊買ってみたので、ちょっと感想なりを。

 1冊目はこれです。

 

元融資担当が教える 小さな会社がお金を借りるなら 銀行はおやめなさい

 すごい気になるタイトルですね(^^;

銀行でけんもほろろに断られた私としては、読まずにはおれません!(笑)

 

で、感想ですが・・・タイトルに騙されたw

いや、タイトルは重要です。

研究レポートのタイトルでも、まず手にとって見てもらえるキャッチーなタイトルを付けることは基本です。

そういった意味では、この本のタイトルは秀逸と言えるのではないでしょうか。

なので本日のタイトルも、この本に負けないように少し大げさにしてみましたw

 

本の感想ですが、あまり内容を書くと商売の邪魔になってはいけないので控えますが、気になった点だけ書きます。 

 

1.「銀行はおやめなさい」とタイトルにあるが、

   どこがお薦めとは言及していない

 第2章の一部で日本政策金融公庫について説明してあるが、それだけ。説明も簡素で、公庫のサイトに書いてあるレベルと大差ない

 また、銀行を止めた方が良いとかではなく、そもそも借りるのが難しいと書いてあるだけ。 それも極わずかなページ数で。今からお金を借りようとしている人は、銀行から融資を受けるのが難しいことくらいは理解していると思いますが・・・。

 

2.全体の6割以上が、「投資のための借金は悪ではない」ということの説明

 この本を手にする人は、そんなことは当然理解した上でこの本を買うのではないでしょうか?でも、借金したくてもどこも貸してくれない。その現状を変えたくて、この本を手にしたのではないでしょうか・・・。

 序章と1章はほぼすべてその内容ですが、その2つの章だけで全体の半分が割かれています(>_<)

 

あとは、事業計画書について1割くらい触れていますが、具体的なものではなく、アピールすることの大切さが説かれています。

 

私としては、「〇〇と言った理由で、JAがオススメ!」とか、「〇〇な人は信用組合が借りやすい!」、「信用金庫で借りやすくなる10の方法!」とか、そういった銀行以外で借りやすい理由、借りやすくなる方法などを期待していました。

しかし内容はそういったものはまったく無く、強いて言えば日本政策金融公庫が紹介してあるくらいでした。なので、借金すること前提の私には読む必要の無い本と言えました。

 

ただ逆に言えば、「借金してまで事業をしたくない」という人にとっては、考え方を変えるよいきっかけになる本だと思います。「事業をする上で借金はプラスに働くんだ。だから恐れずにお金を借りなさい」、筆者が言いたいことはそこに尽きるのではないでしょうか。

賃借対照表(バランスシート)を見たことある人であれば、負債は資産とバランスが取れることはお分かりだと思います。負債(借金)がいくらあろうが、それは資産に繋がるので経営としてはマイナスになりません。

金利の分だけ当然出て行くお金は増えますが、手持ちの軍資金が多ければ多いほど投機に有利に働くのは、投資をかじったことがある人なら当然理解していると思います。

 

産業用太陽光発電をすでにしている方は、当然

 お金は借してもらえるだけ借りたい

と思っているはずです。リターンがほぼ確約されている投資(一応事業)なので、そう思わない方がおかしいです。

そういう意味では、太陽光発電所を考えている方達にはこの本はまったく必要ないといえますね(^^;

まだ借金に不安のある方はどうぞ。

 

次の一冊ですが

日本政策金融公庫から事業資金を調達して、起業を果たす方法

 これも今の私には刺激的なタイトルです(笑)

すでに融資申込みを行った後なので、今さら感はありますが・・・。

妻が次に申し込む予定なので、その参考になればと思っています。

ただ、まだ本が届いていないのでレビューはまた後日行います(・∀・)

・・・タイトル負けでないことを祈って!

 

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