競売と太陽光、利回りが良いのはどっち?

FIT21円から太陽光発電を始めました!なんとか売電開始することが出来ましたが、果たして本当に元がとれるのでしょうか・・・?

再エネ買い取りによる家計負担増について

毎日のようにyahooニュースを眺めているのですが、その中で昨日気になるニュースがありました。

 

「再生エネ買い取り5年 国民負担は電気代の1割に拡大」

 

と言うものです。
詳細はこちらをご覧下さい↓
   https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170702-00000508-san-bus_all

 

要は、FITによって賦課金が課せられるようになりましたが、それが年々増加しており家計を圧迫しているというものでした。
FITが導入されこの7月で5年が経過しますが、賦課金はこの5年間で10倍以上に増えたそうです(・_・)

 

確かに最近、我が家でも電気料金の明細書を見て、賦課金が上がっていることは気付いていました。恐らく倍くらいにはなったのかな、といった感覚でしたがまさか10倍にもなっているとは思いませんでした(--;

 

この賦課金、貧乏人からお金を搾取して、太陽光発電を設置できる金持ちに再分配していると頻繁に揶揄されています。ただ、貧乏人からお金持ちにお金が分配されていると言うより、「FITや太陽光発電について知っている人が、それらを知らない人から貰っている」という構造ではないかと私は感じています。


他の方のブログを見ても、そんなにお金を持っていなくても太陽光発電をしている方はたくさんいらっしゃいます。家庭用の4kwの太陽光発電でも設置すれば、賦課金程度は十分に補えます。
もちろん、持ち家ではなく貸家だったりマンションだったりと、太陽光発電をしたくても設置できない人も多いです。
しかし、そのような方でも地方に10~30kw程度の野立て太陽光発電を設置することは、決して難しいことではありません。日本政策金融公庫などを使えば、年収や自己資金に関係なく太陽光発電を開始できることが、今までの経験上から分かっています。そのような土地付き太陽光発電であれば、10年で借入金をすべて返却し、残りの10年で最初に投入した金額と同等のお金を手にすることができます。税金や維持費などが掛かりますが、それでも賦課金なんか気にならないくらいのお金は入ってきます。


などと色々書きましたが、それでも知らないから悪いと言うつもりは毛頭ありません。このような制度になっていることを「知る」ことが大切だと言いたいのです。

 

この記事の中で気になる所として
>電力中央研究所の試算では、平成42年度の賦課金は昨年度の2倍にあたる3兆6000億円に上るという。家計負担も倍増する計算だ。
とあります。現在でも5年前の10倍なのに、13年後にはさらに倍の20倍になっているというのです。


現在の賦課金が電気題の1割程度なので、それが2割になるということです。さすがに多すぎる気がしますね(--)賦課金が増すことで、太陽光発電がどんどん目の敵にされそうで心配です。目の敵にされることで、いたずらなどが増えるのではないでしょうか。
この賦課金ですが、どうせ全国民から徴収するのであれば税金から徴収してはどうなのでしょうか?電気代に応じて、累進課税のように負担が変わってくるから賦課金として目に現れて問題なのであって、税金で徴収されていればこれほど問題にならなかったと思います。

 

どちらにせよ、賦課金が太陽光発電をしていない家庭の負担になっていることは間違いありません。そのような家庭に負担感を感じてもらわないためにも、政府には賦課金の制度について今一度考えてもらう必要があると思います。今後十数年間で家庭の負担金が2割程度になるということは、一般家庭からすると容認できることではないと思います。
しかし、それでも私を含めた産業用の太陽光発電をしている人達からすると、FITの固定買取り価格制度を止めてもらう訳にもいきません。
今後も太陽光発電と付き合っていく上で、このFITと賦課金がどのように進展していくか見定めていくことが重要になりそうです!

 

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