「なぜ?太陽光発電事業者の倒産が過去最高に」という記事が出ていました。
なんか四半期ごとに過去最高の倒産を繰り返しているような気がするのですが・・・
気のせいですかね?(^_^;)
再生可能エネルギーのエースとも期待されている太陽光発電の事業者倒産が、2017年度は史上最多を記録したことが、東京商工リサーチが5日発表した調査結果から分かった。調査によると、同年度の太陽光発電関連事業者の倒産件数は82件となり、集計を開始した2000年度以降最多となった。これまでの最多だった2016年度の68件を14件(前年度比20.6%増)上回った。なぜ、事業者の倒産が増えているのか?
元ニュース「経済新聞」
倒産の理由として
1.販売不振
2.事業上の失敗
3.運転資金不足
が挙げられていました。
販売不振と運転資金不足を合わせて、事業上の失敗と捉えられるのですが、半数以上の理由は販売不振だそうです。
はっきり言って、販売不振を理由に挙げて倒産するのは、計画的なものではないでしょうか。
FITの毎年の下がり方を見ていると、ほとんど毎年予測通りの下がり方をしています。
1円2円の前後はありますが、毎年ほぼ3円ずつ下がっています。
設備費用もそれに合わせるように、毎年下がってきましたが、FIT21円もしくはFIT18円辺りが限界になるのは当然予測されていたことだと思います。
土地代や電力負担金などの付帯する金額は変わらないか、毎年上昇傾向にあります。それらを考えると、販売数は減少していくのは当然で、その辺りは事業計画に組み込まれているものだと思います。
それを倒産の理由として挙げるのは、どうも腑に落ちないというか、おかしいと考えるのですが如何なものでしょうか?
この記事の記者も、FITが下がってきていることが、倒産の理由として考えられると書いていますが、それが理由であるのならば事業計画が甘いと言えます。
FITが21円から18円に下がって、よほど安くて日当たりの良い土地を見つけるか、DIYで施工をしないと利回りが確保できなくなってきました。
そんな訳で、所謂「土地付き太陽光発電」を販売している業者は、かなり苦しい状況になってきたのではないでしょうか。
この1年間、タイナビやメガ発、エコスタイルなどの土地付き太陽光を見てきましたが、この半年間は利回りの良い案件(利回り12%以上)はほとんど出ていない状況です。あったとしても、メンテナンス代が別だったりと、実質利回りにすると10%程度のものがほとんどです。
太陽光一本で事業している会社は、これから事業を広げていかないことには、来年度以降は生き残るのは難しいでしょうね。
私は去年の4月から12月上旬までの8ヶ月間で8案件契約しましたが、そこからの約4ヶ月は良い案件に巡り会えていません(´д`)
新しい案件が契約できないのは残念ですが、それ以上に今契約している会社が倒産しないことを祈りたいです。
残り7案件は4社に分散されていることで、少しはリスク回避に繋がっていますが、それでも1社が倒産するだけでも被害は甚大です。
予定では夏~秋にかけてすべて着工、稼働予定なので、あと半年無事に過ごせるよう祈っていますm(_ _)m
それと同時に、新しい良い案件が見つかったらいいな~(^_^;)
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